「平成29年12月発行 落石対策便覧」対応製品

「雪崩」と「落石」に併せて対応する
フレキシブルな部材構成の
雪崩予防・落石防護兼用柵です。
製品概要
スノーロックフェンスは、追随性の高いネットパネル(ASMネット※)を、全方向に対して傾倒・旋回自在な支柱とワイヤロープ、アンカーで支えるフレキシブルな部材で構成された雪崩予防・落石防護柵です。
※ ASM (アンチサブマリン) ネットとは、湾内に侵入する潜水艦を捕獲するために利用されていた高強度ネットです。
現在では、ヨーロッパを中心に世界の国々で大規模落石用の防護施設に利用されています。
スノーロックフェンスの特長
■豪雪地帯にも対応可能
最大で5.0m程度の積雪に対応可能で、200kJクラスの落石も捕捉できるため、豪雪地帯の落石防護柵として活用できます。
■落石防護柵の性能検証を実物実験にて実施済み
「平成29年12月発行 落石対策便覧」の性能検証条件に適合した実物実験を、日本国内の実験場において複数回実施しています。
■優れた施工性
すべての部材が軽量かつコンパクトで施工性に優れます。
伐採範囲も最小限に抑えることができます。
■効率的な荷重分散
全方向に対して傾倒・旋回自在な支柱基部の構造により、積雪時などの偏荷重を自己修正し、最適なバランスを保つことができます。
■自然と調和する景観を損なわない部材
主な部材であるネットパネルは透過性が高く、景観性に優れます。
構造
■スノーロックフェンス 概略図

積雪時の挙動

実験
「平成29年12月発行 落石対策便覧」では落石防護施設の性能照査の検証法の一つとして「実験による性能検証法」 が示されました。
スノーロックフェンスは「平成29年12月発行 落石対策便覧」に記載の「実験による性能検証法」に準拠した 落石捕捉性能の確認、および実験結果の実設計への反映を目的とし、実物の供試体に対し自由落下による重錘衝突実験を実施しました。
■実験設備
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■実験結果
衝突エネルギー 207kJ 衝突速度 25.0m/s
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カタログ
スノーロックフェンスカタログはこちらからご覧いただけます。